2014年03月23日

伊豆ヶ岳再訪問

前回のリベンジ(残雪が心配でアイゼン購入)
昨年末のリベンジ(携帯洗濯で画像オジャン)
と言う訳で、いい天気だった昨日、伊豆ヶ岳〜中ノ沢頭の奥武蔵人気コースに再訪問しました。
珍しく、記憶が鮮明な翌日に報告します。

コースは奥武蔵の人気コース。
西武鉄道HPで紹介されているハイキングコース(伊豆ヶ岳)より実際のルートはピンクの線でなぞった部分です。
紹介コースとほぼ同じですが、正丸駅に駐車してから、伊豆ヶ岳へのアプローチは正丸峠経由するルートではなく、安産地蔵尊先の分岐から左へ行く最短コースを選択。
最短の分コースの勾配はきつくなりました。


コースは次の通り
案内.jpg
西武鉄道HP ハイキングマップより

西武鉄道ハイキングマップによるとこのコースは難易度5の最高のレベル、急勾配が続く登山レベルとなっています。
昨年秋からメタボ改善の科学的(医学的)必要性の迫られ、毎日ウオーキングをした結果、効果が表れました。
昨年、このコースを訪問した時はある程度メタボ改善された後だったので何とか踏破できました。
今回も改善成果は続いているので難易度レベル5の登山レベルもそんなにきつくなく感じましたが、今日は筋肉痛です。

さて三角点探訪の報告ですが、今回のコースには三等三角点・伊豆ヶ岳、三等三角点・中ノ沢頭があります。
まずは伊豆ヶ岳
先々週の報告で触れましたが残雪が心配で断念した事からアイゼン(低山用の軽アイゼン)を購入、いかにも「登山」といった準備をして臨んだのですが、予想通り、ほとんど雪はありませんでした。
唯一、伊豆ヶ岳手前の急勾配の女坂には残雪があり、若干ですがアイスバーンになっていました。
(男坂は登っている人がいましたが、小生のような初心者には危険なのでもちろん回避ですが)

アイゼン使用.JPG


前を歩いていた高齢の方は、この坂を恐る恐る登っていましたが、小生はアイゼンを装着し自慢げにザクザク登って行きましたが、この程度の雪で、アイゼンなど自慢げにつけている素人は自分だけで、後で考えると恥ずかしく思いましたが、せっかく買ったアイゼンを使ってみたかっただけなのです。

伊豆ヶ岳に到着した時間は前回もそうでしたが、正丸駅から1時間半程度の11時過ぎ、看板を背に三角点を撮ると逆光になってしまう時間で、携帯ではきれいに映りません。

伊豆ヶ岳山頂.JPG


人気の山だけあって山頂は登山客が多数いました。
もっとも小生が訪れる山は三角点探訪が目的なのでマイナーな場所ばかりで、人がいないのが普通です。

伊豆が岳.JPG



この後のコースを考えると伊豆ヶ岳までは全体の1/4くらいか。
そんなことを考えて、昼前だったので、休憩は早々に切り上げ次の古御岳にむかいます。
下って登ります。

古御岳.JPG



看板が外れています。古御岳の山頂はそんなに広くはありませんが、東屋があり、視界は開け静かなところです。

古御岳をまた下ります。

アップダウンを繰り返しながら、高畑山を経由して中ノ沢頭に向かいます。

高畑山は樹木に囲まれ周囲の視界は開けていません。時間的には昼どきなのですが、この時期は日陰でまだ寒く、休憩場所に適しません。(夏は木陰で打って付けでしょう。)

高畑山.JPG


高畑山はコース全体の約半分程度のところ。早々に休憩は切りあげます。
中ノ沢頭までの間は比較的なだらかな下りで、思ったより早く到着します。
中ノ沢頭の手前には巻道的な下のルートもあり、「山」とか「岳」等名称もついていないことから、一般的には注目されていません。
単なる、ハイキングコースの経過地点で、休憩用のベンチなどもありません。
立ち寄る人はほとんどいませんが、三角測量一人旅としては報告しない理由はありません。

中ノ沢頭.JPG


中ノ沢頭三角点.JPG

訪れる人が少ないせいか、石標に刻まれた三等三角点の文字が鮮明に見えます。
(旧字体で書かれた文字は歴史を感じます。)

中ノ沢頭を過ぎると、天目指峠まで結構下ります。
天目指峠下の舗装林道(県道でしょうか)を横断すると子の権現まで距離的には1.5Km程度で、コース終盤になってきた感がありますが、ここで安心すると思わぬ落とし穴に陥ります。
ここから細かなアップダウンを繰り返す上り坂が連続します。
子の権現までもう1山(1アップダウン)と思っ処で、さらに2山、3山と続きます。

細かなアップダウンの頂点は三角点選点の宝庫に思えました。
何処の頂点からも伊豆ヶ岳や高麗川、299号線の向こう側(北側)の三等三角点(高山不動尊近くの虚空蔵山)が設置されてそうな山々が樹を伐採すれば良く見えそうです。


子の権現は結構高い処にあります。

子の権現からの下りは西吾野駅方面を選択しました。
杉、檜で囲まれた暗いジグザグ山道で、下りの連続です。アップダウンはありません。
雪害で、杉の倒木が道を遮っていました。

人家がある舗装道まで出てきました。
雪害で、電柱が途中からぽっきり折れて危険な個所がありました。

雪害.JPG


県道299号線に出て西吾野駅に到着。
電車待ちに30分。
正丸駅に戻りました。

終わり












posted by 雙木行雄 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊豆ヶ岳・中ノ沢頭