1ヶ月前に記憶です。
10月7日(日)
「明日は体育の日で仕事は休みだが、地元の体育祭に参加する予定があるので今日は低い山にしておこう。」といった言い訳を考えながら、本当は運動不足と不摂生がたたって足が少し痛いのが現状です。
そんなことで、寄居町にある、低山の鐘撞堂山に登ることにしました。
朝のうち雨が降っていましたが正午頃から晴れる予報だったので、その頃までに寄居町役場に到着するように車で出かけましたが思ったより時間がかかりました。
途中、今日の登る程度の山はいっぱいあるに、何でわざわざ時間をかけて寄居まで行くのだろうとは思いましたが、山歩きはガイドブック頼みの初心者ですから仕方がありません。唯一の救いは、三角点がある事。三等三角点です。(そんなことを言ったら、もっと近くに三角点はいっぱいあるのですが)
今日のルートは次のとおり
赤線が行き、緑線が帰り
帰りは秩父鉄道波久礼駅から寄居駅まで電車で移動しました。
寄居町役場に駐車して、北方向に向かいます。国道140号線を横断して大正池を目指しまします。
大正池を過ぎ、しばらくすると舗装道が狭くなり、山道になりました。
傾斜のほとんどない山道を少し歩くと分岐点に至ります。左は行き止まり、右に行きます。
ここから多少傾斜があり、山道らしくなってきましたが、そんなにきつくありません。
山道を歩いたのは分程度でしょうか、山頂下の階段まで到着しました。
階段を登れば山頂です。
山頂には物見台や東屋があり、きれいです。
もちろん三角点もあり、国土地理院の表示杭もありました。
ここの良いところは「低山の割には眺望がすばらしいこと。」とガイドブックに書いてありましたが、その通りでした。
ところで、ブログタイトルにした三角測量一人旅は、視通の利く山々を選んで不動の点(三角点標=かなり重い標石)を設置した前人の偉業を感じるためにつけたものです。
眺望のよい山に登って三角点を観察し「何処と何処が視通が利くから、この地に三角点を選点したのだ。」と言った事実を現地で感じることが、山歩きの一つの目的でもあります。
ところが、現在公表されている点の記(三角点の設置記録)には視準方向は書かれていません。
現在の基準点測量はGPS観測が基本なので、前や次の三角点が直接見えなくても問題ない。つまり、視準方向の記載は不要ということです。その代り、麓のどこまで車で行けるかの記録がありますが、山歩きガイドブックなどでは既に知れ渡っている事実が多いです。
そんな思いをしながら、山頂で、お湯を沸かして山頂ラーメンを食べました。
帰路は 円良田湖方面に下りて、
秩父鉄道の波久礼駅から寄居駅まで電車で帰りました。終わり