またまた記憶を呼び戻しての記事です。
これを書く前に既に別の山にも登っているので記憶が重なってしまいました。
写真を見ながら思い出しています。この日は、11月3日(文化の日) 紅葉にはまだ少し早が、寒くもなくちょうど良い山歩き日和でした。
西武線東吾野駅の駅前駐車場(西武鉄道の東吾野駅が日貸している。1日500円)に車を止めてユガテ方面に向かいました。
ルートは次のとおり、西武鉄道が案内しているハイキングルート「顔振り峠と明るい山村コース」の逆ルートをたどります。
帰りは吾野駅から電車で東吾野まで戻る事にしました。
東吾野駅から国道299号線を渡り、福徳寺に向かいます。
福徳寺を右手に見ながら集落内の広い舗装道路を川沿いに歩きます。
分岐があります。ユガテ方面の案内板がありました。
広い舗装道路から、コンクリート道路に変わり少し行くと、山道への分岐がありました。
やっと山道らしく、登りになってきました。
一汗かいて、山道を登りきるとユガテと言う山村に到着します。
山中に数件に民家が点在します。
休憩所があったので少し休憩しようと思ったのですが、先客がたくさんいたので、素通りです。
民家の庭先を通り抜けルート案内に沿ってエビガ坂方面に向かいます。
途中、車道を横断します。
奥武蔵は舗装された林道が多く、車で結構上まで登れます。疲れてくるとガックリくることもありますが、この時点ではまだまだ大丈夫です。
この辺が多分、エビガ坂なんだろうと思いながら、十二曲りと呼ばれるところを過ぎてゆきます。
案内図の距離感がわかりません。案内図に書いてある鉄塔敷きにやっと出ました。
ここが案内図の鉄塔敷きなら、エビガ坂と十二曲りは先のあたりなのかと思った訳です。
地図上の距離と、実際の歩きの距離感、要した時間からあとどのくらいで次の目的地に到着するか、判ってきました。
このごろ、地図上の距離より歩いた距離の方が長く感じ、疲労感を感じます。
体力不足か、年のせいか、やはり、飲みすぎ、食べ過ぎ、運動不足、不摂生のおかげでしょう。
昇り降りがありましたが、しばらく行くと、越上山(おがみやま)の登り口にたどり着きます。
左手に金毘羅様があり、右手方面にのぼります。
顔振り峠と吾野駅方面は左直進方面なので、登らず素通りしようかと一瞬思いましたが、それでは三角測量一人旅になりません。登る事にしました。
腹が減ってきたので、早く山頂に登り、飯にしたいと思ったので、一気に登りましたが、余計疲れました。
登りきると見晴らしが良い山頂らしき所に、人が溜まって休んでいるのでここが山頂かと思いましたが、そこは山頂一歩手前。
山頂の三角点は岩場の先です。岩で道がさえぎられています。
岩の先に三角点(三等三角点)がありました。
地理院で公表されている点の記は、他の三角点の「点の記」に比較して、随分簡素な記載です。
昔の点の記ではなく、現在公表されているものです。
設置は明治35年
点の記の記載だけでは三角点には辿りつけそうにありません。
道を遮る岩を超えて、重い三角点標を人力で運んだ前人の偉業に感心します。
越上山を下りて先の分岐に戻り、諏訪神社から顔振り峠方面に向かいます。
諏訪神社までは山道ですが、諏訪神社からは整備された林道です。
顔振り峠の茶屋に到着しました。下の国道(299号線)から車で楽に上がって来られるようで、茶屋には多くの人はいました。
茶屋から「明るい山村」がよく見えます。
平場に住んでいる人間にとって山村での暮らし(特に車のなかった昔)はなかなか想像できません。
ここから吾野駅まで下ります。下りは記録写真があまりとってないので記憶がかなり曖昧です。
案内図を見ると顔振り峠から吾野駅までは結構距離があるのですが、記憶がほかの山歩きとごっちゃになっています。辿りついた麓の集落はどこも同じ雰囲気です。
以上おわり
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