2014年03月21日

狭山丘陵・トトロの森

狭山丘陵散歩コース 3月9日の記録です。

昨年晩秋に出かけた伊豆ヶ岳コ〜子の権現コースは奥武蔵一の人気コースだけあって人も多く、伊豆ヶ岳山頂は素晴らしかった。
しかし残念なことに記録写真が年末のアクシデントですべてオジャン。
再度、訪れてみようと現地の状況を探ってみると、2月15日の大雪がまだ山頂には残っていて、日陰はアイスバーンになっているかもしれない。とのうわさ。
奥武蔵、奥多摩の雪のない低山しか登るつもりのなかった小生はアイゼンなど持っていません。
伊豆ヶ岳の山頂手前は結構急な登りだったし、アイスバーンだったら滑るななどと、尻込みしつつ、今回は全く対極の散歩コース狭山丘陵を選択しました。

さて、そのコースですが、西武鉄道のHPで紹介されている「四季折々の自然にれ、狭山湖畔を歩く」といったもの。
コース案内.jpg
西武鉄道HPより

全くの三角測量一人旅の番外編ですが報告します。

処で、狭山丘陵の西端の瑞穂町高根には一等三角点があることは報告済みでが、物見山一等三角点探訪報告の際、少しふれただけでしたので、ここでおさらいしておきます。
狭山丘陵は周辺の台地、扇状地である市街地より一段高く、街に浮かぶ緑の孤島と評され、トトロの森としても有名です。
ということは、三角点を選点するのに打って付けのところ。
西端にある一等三角点高根のほかに、狭山丘陵の中央(若干西より)宮寺に三等三角点、狭山湖と多摩湖の真ん中あたりに現在措置保留中となっている二等三角点があるようですが、今回のコース外でした。
高根の一等三角点は三角点広場として整備されていますが、他の三角点方向の視通はまったくききませんでした。

今回は三角点探訪の番外編と言いましたが、過去の実績ですが少しだけ三角点探訪の報告とさせていただきます。
高根.jpg

高根三角点.jpg

さて、今回のコースは西武鉄道のHPで紹介されているコースと全く同じルートをたどりました。
全体の半分は、市街地内の舗装道路、狭山湖畔の砂利道(湖畔管理道路)、狭山湖畔の堤防、狭山不動尊など、人工的な施設で自然の山道ではありませんが、半分の山道はあの有名なトトロも森になります。

丘陵から眺め.JPG


狭山丘陵の周辺は緩傾斜の畑が広がります。顔振峠から見た山と地形が全く違うのが感じられます。
早稲田大学所沢キャンパス脇の里山内を通って狭山湖畔に出ました。

狭山湖.JPG


狭山湖畔堤防の遊歩道には多くの散歩客が普段着で歩いています。山歩きの恰好をしている小生は若干浮き気味でした。

堰堤には基準点が設置されているのを発見しました。
たぶんあれは堤体観測(堤体が移動していないか等、定期的に確かめるための観測)のために設置してあるのか?(定かではありません。)

狭山不動尊石灯篭.JPG

狭山不動尊銅灯篭.JPG


狭山湖畔から狭山不動尊を通過して西武球場前に出ます。
狭山不動尊には巨大な石燈籠や、銅灯篭があります。
江戸時代の諸藩大名の寄進によるもので、増上寺にあったものを、西武グループがプリンスホテルを建設する際ここに移築したもの。
この石灯籠は、小生の近所のお寺にもあります。移築の際、余ったものが近隣各地にありがたく奉納されているのです。

石灯籠に刻まれた中に「桂昌院」の名を見つけました。

西武球場前市街地の舗装道路をぬけ、トトロの森1号地にたどり着きました。

トトロの森.JPG

埼玉県トラスト.JPG

湿地2.JPG


湿地があったり里山のいい雰囲気です。
新緑の季節は気持ちいいなろうなと思いました。

終わり
posted by 雙木行雄 at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 狭山丘陵
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