2012年01月08日

三角測量一人旅 2011.9.25投稿記事 より

引っ越してきました。 引越しはもとはhttp://blog.goo.ne.jp/aaer3724

と言う訳で引っ越し荷物を全部新居にアップします。一挙に引っ越すので投稿日が連続します。

実は最近、どうも血圧が高めで、健康のために運動が必要と感じていました。
じゃあスポーツは?
ゴルフは10年前に挫折、球技は見るだけ。
何か体を動かさねばと、家の周りを適当にウォーキングしていたのですがやったり、やらなかったりと長続きしません。

ゴールデンウィークの頃、新緑の季節のハイキングは実に気持ちのいいものでした。
今年の春に行った高尾山(ケーブルカー乗車)は、ここが山の上かと言うほどの混雑でしたがその事を急に思い出し、先週の9月18日近場の天覧山から多峰主山に家族で行きました。
老若男女、実に幅広い年齢層の人たちがいました。

ルートは次の通り
(実用之日本社「奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき」掲載地図より)


そんな事と、もう一つの勝手に立ち上げたプロジェクト【晴耕雨読ハウス建設プロジェクト】でも紹介したのですが、三角測量の話をある機会にした事を事を思い出して、
折角、山歩きをするのなら各地域の最高峰に三角点を設置した前人の偉業に触れながら奥多摩・奥武蔵のエコツーリズムを紹介するプロジェクトにしよう。
題して【三角測量一人旅プロジェクト】いつまで続くか判りませんが、当初の目的は自分の健康の為、登山と同様、息切れ覚悟で勝手にスタートさせました。
と言う事で今日は次のルートで、日和田山から物見山へ登頂しました。 

(実用之日本社「奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき」掲載地図より)


物見山には一等三角点があります。


一等三角点と言うからにはさぞ見晴らしが良いのかと思いきや、全く樹木に覆われ全く視界は開けていません。

実は、私の家の近所の加治丘陵にある三角点(上谷ヶ貫)は二等三角点で、その点の記、映画で剣岳(点の記)を見た人も多いと思いますが、それと同じ、明治から大正時代につくられたものの写しを国土地理院で入手しました。
そこには、視準先として、日高市にある物見山と瑞穂町にある高根、他青梅市二俣尾などが書いてあります。そこまで見えている訳です。


実際の測量の際は、周辺の樹木は伐採しますし、高い櫓を立てますが、数十キロ先までみえる事より、数十キロ先まで見えるような場所を選ぶ事(選点作業)、高い山に重い石や道具を運んだこと。まさに前人の偉業です。
そんな事を感じながら、三角点を訪ねて、奥多摩・奥武蔵野山歩きをしたいとおもいます。

実は同日、瑞穂町の高根にある一等三角点も踏査しました。
物見山を下山して、自家用車で東京都瑞穂町まで移動。
(昔は車が無かったので、こうは行きません。)

瑞穂町高根 一等三角点 現地は三角点広場として整備されていますが、ここも樹木に覆われ視通は全くききませんでした。次回をお楽しみに

posted by 雙木行雄 at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日和田山・物見山