2012年01月08日

高水三山(高水山〜岩茸石山(三等三角点)〜惣岳山登頂 2011・11・13 投稿記事


体重のまだまだ重い小生にとって、最後まで持つかどうかの不安を抱えながらも、ファミリー向けハイキングコースを卒業して、初級登山コースにチャレンジしようと、今日の高水三山の登頂です。
コース概要 軍畑駅〜高水山(標高759m)〜岩茸石山(標高793m)〜惣岳山(標高756m)〜御岳駅
今回の歩行予定時間4時間、最大標高差は550mで、

前回の奥多摩むかし道(三角測量一人旅番外編)は歩行時間4時間でも最大標高差は70m
前々回の大高取山は歩行時間3時間、最大標高差315m

例えばこれからチャレンジしようと思う奥多摩の鷹巣山は歩行時間6時間30分、最大標高差1120m
秩父の武甲山は歩行時間6時間40分、最大標高差1045mです。

単独行の小生にとって、予定したコースを無事に踏破するには現在の自身の能力を把握する事は重要なことだと思います。
そこで今回のコーは、奥多摩入門コースと言われるコースですが、これをどの程度に感じるかによって自身の現在の能力が測れるような気がしました。

今回のコースは実用之日本社掲載地図より次の通り



JR青梅線の軍畑駅まで、青梅線で行きました。
車中は登山客で混雑、紅葉のシーズンと言う事もありますが、中高年グループ、夫婦組、山ガール、登山ブームなのでしょうか。
おっさんの単独行も少しはいました。

軍畑の駅前は混雑 午前9時30分登山出発


 
駅前の路地を出て、広い道路を通って平溝橋分岐より、平溝川沿いを高水山入口まで行きます。



高水山登山道入口があります。


登山道を入ると右手に高源寺


高源寺左の登山道は車が通れる舗装道路ですが、勾配は結構あります。


舗装された広い登山道から砂防ダムを右手に見ながら階段を上り、いよいよ本格的山道に入ります。


登山道には先客が沢山いましたが、小生、前の(中)高年団体グループに追いついてしまいました。
自分は結構健脚なのかと錯覚してしまいました。
  

途中 高水山への道標(古いもの)が各合目ごとにあります。


急坂を結構、登った感がありましたが、途中の道標は「まだ、七合目」と感じた記憶があります。
1時間20分程で、植林された杉、檜の山でない風情のある手入れされた雑木林が見えてきました。常福院不動堂の境内林です。


常福院不動堂は結構風情があります。
この風情からして、途中の道標からしても、古くから人が往来していた事が感じられます。


常福院不動堂の境内を通過して、高水山山頂は直ぐでした。高水山(標高759m)軍畑駅から徒歩約1時間30分で到着
 



次は高水三山の最高峰岩茸石山に行きます。高水山から急な下り坂を下りると途中紅葉がきれいな尾根道がありました。


岩茸石山下の巻き道分岐点、山頂までは結構岩肌の露出した急坂です。もちろん巻き道は通らず、山頂をめざします。


岩茸石山登頂、標高793mの山頂は高水山と違って北側の視界が良く開け秩父、奥武蔵の山々が見えました。
混雑していましたが、ここで昼飯、いつもと同じコンビニおにぎりです。


 

三角測量一人旅の報告 この岩茸石山には三等三角点がありました。
良く見ると新しい、明治、大正期のものではありません。
何処を視準しているのか?
点の記を調べれば判る筈。大震災の影響で現在点の記が閲覧できないのは残念です。(今日現在閲覧不可かは不明)


次は惣岳山経由で御岳駅まで。惣岳山はあまり見晴らしが良くないらしいのでので、巻き道で。いや、山頂を目指そう。
山頂へは結構、岩の急峻な上り坂でした。


惣岳山登頂 標高756m
山頂の視界は全く無く残念でしたが、青渭神社の奥の院がありました。


惣岳山を後にあとは基本的に下り道、途中 大きな檜の御神木がありました。


沢井方面と御岳方面の分岐の先、御岳方面に向かう方面は若干の上り坂がありました。
小生、下り坂は苦手で、膝が痛くなる事があり、注意していましたが、上り坂は、あまり息が切れることなく得意と思っていました。今日、これまでの上り坂も、他人を追い越す程のペースでしたが、
過信していました。
実は、この最後の上り坂で、「調子こいて」大股で一気に段差を登ろうとした時、太ももがつってしまいました。
「やばい!」
少し休憩したら治りましたが、先ほど追い越した人に先を越されました。
良い教訓です。
息が切れないからと言って、無理なペースや、歩幅での歩行はだめです。
最後の方はやはり、筋肉が疲労しているのだと感じました。

御岳駅すぐ近くの慈恩寺脇登山道入口(出口)午後1時40分到着


当初思っていたより、楽だったと言う印象
上り坂は、基本的に大丈夫だが疲れると油断は禁物
日頃より、足腰を鍛えておくこと、体重を落とすことが課題です。

次回は奥武蔵三角点一人旅の予定です。
posted by 雙木行雄 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 高水三山