2012年07月16日

琴平丘陵の三等三角点を確認

7月15日 

琴平丘陵の三等三角点を確認 九州では大雨による甚大な被害が出た。梅雨の末期はいつもこうだ。関東では連日猛暑が続き、梅雨明けを思わせるがまだらしい。昨日は久しぶり山歩きに出かけた。数日前から眼病にかかり、目薬を持参しての山歩きとなる。

そんなことで低山を選択。もちろん、「車利用、駐車場完備、ガイドブック頼み、三角点も見たい」のわがままリクエストつき。芝桜で有名な秩父の羊山公園駐車場から琴平丘陵を散策する事にした。羊山公園から琴平丘陵にある三角点峰に行って、帰るピストンルート。あまり面白みのないコースかもしれない。

ルートの詳細は次のとおり(実用之日本社「奥多摩・奥武蔵日帰り山歩き」 地図より) 
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芝桜の季節は大変混雑する羊山公園だが、この季節はガラガラ。「芝桜の丘」近くの駐車場(公園の上の方)まで車で登った。西武秩父駅から徒歩で登ってくることを考えたらずいぶん楽をしている事になる公園の端から琴平ハイキングコースになるが、入り口がいまいち判らなかった。

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不安ながら進むと、「ここからハイキングコースの為、軽装での進入は危険」的な看板があったのでこちらで良い事が判った。
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最初は、平たんだった。それはそうだ、車で結構上まで登ってきた訳だから。少し下ったところに谷戸があり、舗装された道がでた。奥武蔵は至る所で舗装された林道に遭遇するので珍しくない。人家もあった。少し進むと、分岐点にでた。案内標識によると広い道の方向は方向とも行き止まりとなっている。ハイキングコースはヘアピン方向に戻る感じに見えたが、標識を良く見ることなく直進方向に進んだ。

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行き止まり方向の様な気がした。結構広い道だったので行き止まりの不安はあったがかまわず進んだ。平たんな道だったので、苦にならなかったが、10分程歩いたのだろうか、案内標識のとおり行き止まり箇所にたどり着いてしまった。

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戻るしかない。間違えた分岐点に戻って、案内標識の周辺を良く見たら、琴平ハイキングコースの道標があったし、案内看板にはコースが丁寧に示してある。

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これを間違えるのは相当な事。後ろから来た人は小生の事をわざと行き止まり方向に進む変人と思ったかもしれない。分岐点をコース通りヘアピンに戻り、沢沿いの道を少し進むと、登りコースとなった。

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やっと、いつもの登山らしくなってきた。沢筋から、三角点が設置されている場所(一般的に周辺で一番高いところ)に進む訳だから結構登ったが、疲労感は無かった。体力が回復したのか? そんなに標高差が無いだけだった。


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三角点峰にたどり着いた。確かに周辺より少し高いが、樹木に覆われ、視通は全くきかない。まして今日は曇り。武甲山が見えることを期待したが全然見えない。三角測量の体感は全くない。三等三角点と刻まれていた標石の周囲に保護石は見えない。埋まっているのだろうか。その割には三角点標がやけに高く突出している。

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景色は最悪だが、ここで腹が減ったので、コンビニで仕入れたおにぎりをほおばった。周囲に座るような場所もなく、レジャーシートも持ってこなかったので中腰状態で飯を食べた。三角点標のうえに腰掛けようかとも思ったが、さすがに出来なかった。この標識は現在使われているのだろうか、使われていなければ、山の中にあるただの石ころ。別に腰掛けてもいいのだが、墓石や祠に腰掛ける人はさすがに居ないだろう。測量を生業としている小生としては、前人の偉業を感じてこんなくだらないブログを書いている訳だから、腰掛けられない。時間もまだあるので、もう少し先まで足を伸ばそうと思い、後ろから人が来たので出発の準備を始めた。 


「こんにちわ」後ろから来た人はニコニコ笑って、三角点標に腰掛けた。


尾根道を若干下って、登った。あまり面白みのない道だった。岩井堂まで行こうと思ったが、ピストンコースの為また引き返さなければならない事を考えたら、面倒になってしまった。今日は引き返しが多い。次回はピストンコースはやめよう。


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posted by 雙木行雄 at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 琴平丘陵