これが普通でしょうが、記憶は鮮明です。
2012年12月23日(天皇誕生日) 家族向けの低山の宝登山に登頂しました。ここには三等三角点があります。
麓にある宝登山神社そばからロープウェイで山頂付近まで行けますし、登山道を登っても大したことはなさそうです。ハイヒールでも山頂まで行ける山で、普通に登って下りては余りにつまりません。
そこで少しは歩いた感のする次のコースで登頂しました。
長瀞アルプスから宝登山ルート。
長瀞にもアルプスがあるのか?一瞬期待しましたが、宝登山自体が低い山だし、麓からその低い山に登るルートが高山の訳がありません。
単なるハイキングコースのネーミング
ということでルートは次の通り(赤線部分)、西武鉄道のHPにあったハイキングコース地図が出典です。
当初、長瀞駅前に車を止めて、秩父鉄道で野上駅まで移動する予定でしたが、地図をよく見ると野上駅近くに長瀞町役場があります。
町役場に駐車すれば、駐車料はかかりません。帰りは長瀞駅から電車で移動すれば良い訳で良いところが見つかりました。
長瀞町役場から国道に出て、野上駅方面に向かい、地図に従って、萬福寺を目指しました。天気がよく、のどかな農村内の舗装された平坦な道です。
萬福寺が見えたら、左折します。
すぐ沢沿いの山道になりました。
なだらかな登り道です。小生宅近くの加治丘陵とさほど変わらない勾配です。
途中は雑木林が続きます。里山として、この付近の人たちのが手を加えているのでしょう。今の季節は落葉して、木々の間から、麓の村落がよく見えました。
天狗山分岐の案内がありました。天狗山まで行ってピストンで戻ろうかとも思いましたが、やめました。
氷池の分岐がありましたが、氷池までは下りません。野上峠、小鳥峠と銘うった地点を過ぎたようですが、峠という程のアップダウンは感じられず、なだらかな尾根道を歩いた感があります。
案内地図に出ていた時間よりずっと早く、簡単に舗装された林道に出ました。
この少し先に宝登山登山口があるようです。
10分位歩いたでしょうか、宝登山登山口に到着しました。
入口に毒キノコ注意の大きな看板がありました。こんなに大きな看板が出ていると言うことは毒キノコにあたってしまう人が多いということでしょうか。歩いている分には毒キノコ中毒はあり得ません。
入口近くからすぐに階段上の登り道となります。200段位あるそうです。下から見ると大変そうでしたが、案外簡単に登り切ることができました。
階段を上って少し行くとすぐ山頂です。標高500m程度の山なので、大変な感は全くありません。
山頂は広く、休憩場所としては良いところです。
三等三角点があります。
この山なら三角点標を担いで登る事も出来そうです。
もっとも今の地形や、登山ルートを前提としている訳で、設置当時の地形や登山ルートは判りません。
蝋梅は未だつぼみですが、年が明けると咲きそうです。寒い日が続いているので、ほんの少しでも春の予感はうれしいものです。
帰りは宝登山神社から山頂への家族向けコースを下ります。
途中、環境保全プロジェクトでしょうか、針葉樹が切られ広葉樹が植樹され、林相転換が図られています。
そんなことから、林道は車が入り易いように広く、砂利道となっています。
木の伐採された明るく広い砂利道では、山歩き気分になりません。
途中、山中を分け入ってけもの道のようなところを歩きました。
けもの道は直線なので進めば、またジグザグに砂利道に出くわすことは判ります。迷う心配はありません。
麓の宝登山神社に到着しました。
宝登山神社はなかなか格式のある立派な神社です。新年を迎える準備も終わり、境内は綺麗でした。
長瀞駅で20分ほど上り方面なのでしょうか、熊谷方面の電車を待ち、次の駅野上駅で下車、長瀞町役場の駐車場まで向かいました。