2012年07月14日

破風山登頂・欠けた三等三角点

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か月も前の事を思い出しながら、「ブログを書かなければならない。」と言った訳のわからない強迫観念に駆られて、重い腰を上げ書き出しました。実は、明日、次の山歩きに出かけるつもりなので前回の記録を残そうと思った事と、この1カ月何かと忙しく、仕事上ストレスの溜まる出来事が頻発した事もあり今に至ってしまった。・・・等言い訳は切りがありません。そんな訳で今回(1か月前)の行く先は、埼玉県皆野町の破風山。山頂には三等三角点があるらしい。破風山から秩父盆地を眺める事にした。 破風山 標高627m 標高差は400m ごく初心者コースルートは案内図(実用之日本社・奥多摩奥武蔵日帰り山歩きより)赤線部分 
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車で、破風山麓の秩父温泉「満願の湯」まで行く事にした。自宅を出て、圏央道、関越自動車道、皆野寄居有料道路を使って行った。結構な時間と距離だ。
自宅の近くでも、登った事のない山や、三角点が設置された山はある筈だが、山歩き初心者のガイドブック頼み、三角点設置、車利用、麓に駐車場あり、そんなに高くない山等、自分勝手な条件を満たす処はそんなになく、結局破風山になった訳です。「満願の湯」の駐車場から国道284を日野沢川上流方向にほんの少し進む。途中から破風山への関東ふれあい道の案内標識があった。

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標識に従って進んだつもりだったが、けもの道の様な狭い道で、最初は間違っていないか不安だったが、すぐ舗装された林道にでた。良く地図を見たら、満願の湯から舗装道で来れた。

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舗装された林道と言ったが、人家もあり、実は生活道路の様だ。風戸と言う場所から、小さな案内標識に沿って進むといつの間にか山道に入っていた。

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前回の棒の峰登山でも感じたことだが、そんなに急斜面では無いのに疲れを感じる。どこの山道も風景は似たようなものなので、山歩きに飽きてきて、新鮮味がない事が疲れを感じさせているのか、それとも体力不足か、仕事の疲れか、思っているうちに、猿岩と言われる場所にたどり着いた。

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しばらくどこにでもある山道を進むとあずま屋があった。

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破風山まではほんの少し、良く考えたらそんなに大変では無かった。破風山山頂は狭かった。先客が3組程いたが、狭くて居場所がない。ゆっくり昼飯はできそうもない。まして山頂ラーメンは無理。

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山頂から秩父盆地を眺め、欠けた三等三角点写真に撮った。この三角点は今も使っているのだろうか?登頂していつもこんな事を考えている。調べれば判る事だが、帰宅するとすぐ忘れてしまう。ブログタイトル三角測量一人旅は格好だけで、中身のない山歩きの感想で終わっている事に反省しきりである。

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山頂に少し滞在していたら、雨がポツポツ降ってきた。山頂が狭い事もあって急いで水潜寺方向に向かって下山、札立峠にでたらすぐに雨は止んだ。

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このまま下山では少し物足りないので、札立峠から少し寄り道して大前山方向に向かった。
途中の秩父盆地が見渡せるピークで昼飯を取った。誰もいなかった。

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札立峠までスイッチバックして、水潜寺に向かって下山した。下山ルートの方が、沢があって景色が良かった。

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傾斜のきついところは斜面の表土が流れ、岩盤がむき出しになっている。杉や檜は根が浅く、急斜面で土砂崩れがあると、表土と共に倒れてしまう様だ。
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水潜寺にでた。秩父札所34番の結願寺(札所最後の寺)らしい。風格があった。

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国道284にでて満願の湯駐車場まで進んだ。途中サボテンの花がきれいに咲いていた。

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posted by 雙木行雄 at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 破風山