車で、破風山麓の秩父温泉「満願の湯」まで行く事にした。自宅を出て、圏央道、関越自動車道、皆野寄居有料道路を使って行った。結構な時間と距離だ。自宅の近くでも、登った事のない山や、三角点が設置された山はある筈だが、山歩き初心者のガイドブック頼み、三角点設置、車利用、麓に駐車場あり、そんなに高くない山等、自分勝手な条件を満たす処はそんなになく、結局破風山になった訳です。「満願の湯」の駐車場から国道284を日野沢川上流方向にほんの少し進む。途中から破風山への関東ふれあい道の案内標識があった。
舗装された林道と言ったが、人家もあり、実は生活道路の様だ。風戸と言う場所から、小さな案内標識に沿って進むといつの間にか山道に入っていた。
前回の棒の峰登山でも感じたことだが、そんなに急斜面では無いのに疲れを感じる。どこの山道も風景は似たようなものなので、山歩きに飽きてきて、新鮮味がない事が疲れを感じさせているのか、それとも体力不足か、仕事の疲れか、思っているうちに、猿岩と言われる場所にたどり着いた。
しばらくどこにでもある山道を進むとあずま屋があった。
破風山まではほんの少し、良く考えたらそんなに大変では無かった。破風山山頂は狭かった。先客が3組程いたが、狭くて居場所がない。ゆっくり昼飯はできそうもない。まして山頂ラーメンは無理。
山頂に少し滞在していたら、雨がポツポツ降ってきた。山頂が狭い事もあって急いで水潜寺方向に向かって下山、札立峠にでたらすぐに雨は止んだ。
このまま下山では少し物足りないので、札立峠から少し寄り道して大前山方向に向かった。途中の秩父盆地が見渡せるピークで昼飯を取った。誰もいなかった。
札立峠までスイッチバックして、水潜寺に向かって下山した。下山ルートの方が、沢があって景色が良かった。
水潜寺にでた。秩父札所34番の結願寺(札所最後の寺)らしい。風格があった。